緊急受診の目安(レッドフラッグサイン): 以下の危険症状が見られる場合は、直ちに医療機関を受診するか、119番(救急車)または #7119(救急電話相談)にご連絡ください:
  • 脈圧の急激な拡大に加え、激しい胸痛、背中の激痛、呼吸困難がある場合は急性大動脈解離の疑いがあるため直ちに119番通報してください。

脈圧(収縮期血圧 - 拡張期血圧)計算機

最高血圧(収縮期)と最低血圧(拡張期)の差である「脈圧(Pulse Pressure)」を計算し、大動脈の伸展性や動脈硬化のリスクを判定。

脈圧の臨床的意義と心血管リスク

脈圧の上昇は、心臓肥大、心筋梗塞、脳卒中、腎硬化症の強力な独立した予測因子です。日本高血圧学会(JSH)の基準でも、収縮期血圧とともに脈圧の増大に注意が払われます。

よくあるご質問(FAQ)

一般に40〜60 mmHgが正常範囲とされています。60 mmHg以上は大動脈の動脈硬化や大動脈弁閉鎖不全症のリスク、30 mmHg以下は心不全や重度の脱水などが疑われます。

加齢に伴い大動脈の血管壁が弾力性を失って硬くなり、心臓が押し出した血液の衝撃を吸収できなくなるため、最高血圧が上昇し最低血圧が低下する「孤立性収縮期高血圧」が起きやすくなるためです。

ツールの利用および臨床上の注意点

本計算ツールの結果は一般的な医学的数式およびガイドラインに基づいた推定値であり、確定的な診断や治療方針の決定を行うものではありません。健康状態に懸念がある場合や薬の服用については、必ず主治医または専門医療機関にご相談ください。緊急の場合は119番または#7119にご連絡ください。